黒ずみを解消するために大切な3つのことをお話しています。
- 黒ずみやゴワつきが解消できるピーリングの選び方
- 効果を高める使い方
- 効果の高いおすすめのピーリング
ピーリングは古い角質を取り除いて、お肌の生まれ変わりをサポートします。
クリニックやエステサロンでもピーリングできますが、まずは自宅で簡単にお手入れしてみたいですよね。
・回数や頻度、どれくらいでキレイになる?
・効果の高いピーリングはどれ?
もくじ
おしりのピーリングはこんな悩みにおすすめ
ピーリングがおすすめなのはこんな悩みがあるかたです。
- おしりの皮膚が硬くなっている
- 座りジミ(黒ずみ)がある
- おしり全体がくすんでいる
- 肌にツヤや潤いがない
- おしりが鳥肌(サメ肌)のようになっている
おしりのピーリングの効果
ピーリングは「酸」で科学的に皮膚の表面を溶かし、古い角質や汚れを取り除くスキンケアです。
肌がもっちり柔らかくなり、肌の水分量もUP。
徐々にくすみが取れて、ツヤツヤになっていきます。
ピーリングで期待できる効果を6つあげてみました。
ターンオーバーの正常化
肌が柔らかくなる
肌に透明感を与える
黒ずみが薄くなる
ザラつきやゴワつきを解消
さらにピーリングにはもう1つ効果があります。
それは美容液の効果を高められるということです。
実は、皮膚が硬くなった状態だと、美容液はあまり肌に浸透しません。
せっかく高い美容液を使っても効果が半減してしまいます。
ピーリングをすると浸透力がUPするので、美白成分たっぷりの美容液と一緒に使うと相乗効果が期待できます。
おしりに使うのピーリングの選び方
ここからは数あるピーリングアイテムの中で、あなたに合うものを選ぶ方法について解説します。
ピーリング成分の違いで選ぶ
ピーリング成分の違いで、酸の強さが違います。
強さの順は以下のとおりです。
BHA(βヒドロキシ酸の略)「サリチル酸」
↓
AHA(αヒドロキシ酸の略)「グリコール酸」
↓
乳酸
↓
リンゴ酸
市販ではAHAが多く、グリコール酸やフルーツ酸と記載されている場合が多いです。
酸の種類だけではなく、濃度や塗布する時間によっても強さは変わります。
石けんタイプのメリットとデメリット
ピーリングには石けんタイプとジェルタイプがあります。
あなたが使いやすいほうを選びましょう。
石けんタイプの使い方は普通の石けんとほぼ同じです。
- よく泡立てる
- 気になる部分に泡をのせる
- ゆっくりとなじませて、ぬるめのお湯で洗い流す
石けんタイプのメリットは、
ジェルでは塗りづらい部位も泡だから簡単
ピーリングは週1くらいでするものですが、ピーリングの日はそのままボディも洗えちゃうので便利です。
石けんを変えるだけなので、1手間増えるわけではないのが楽ちんです。
また、石けんタイプだと1度に広範囲をピーリングできます。
石けんタイプのデメリットは、
デメリット
・ジェルでは塗りづらい部位も泡だから簡単
洗浄力が強いと皮脂を取りすぎることになるため、逆に皮脂分泌が増えることになります。
ジェルタイプのメリットとデメリット
ジェルタイプは2パターンあります。
- ポロポロとカスがでるタイプ
- 時間を置いて洗い流すタイプ
ポロポロとカスが出るタイプは「全部が汚れや角質」ではなくゲル化剤が固まったものです。汚れを巻き取っていくピーリング方法です。
ジェルタイプのメリットは、
メリット
・カスが出てきてわかりやすい
ジェルタイプのデメリットは、
力を入れすぎてマッサージしてしまうことも
部位によって使い分けしよう
部位によってピーリングアイテムを変えることをおすすめします。
なぜなら、肌は部位によって厚さが違い、皮脂分泌や乾燥具合も違います。
できれば顔用と、ボディ用は分けたほうがいいです。
肌が弱いかたは、顔用ピーリング剤でボディケアするのもおすすめです。
ピーリングとスクラブの違いは?
ピーリングとスクラブも、角質をはがすという目的は同じです。
ピーリングは酸で溶かす方法ですが、スクラブは粒子状のパウダーでこすり取る方法です。
スクラブは肌をこするため、摩擦による刺激で黒ずみをつくってしまう場合があります。
好みで選んで大丈夫ですが、加減など気にせずに使えるピーリングのほうが扱いやすいかもしれません。
ピーリングをする際の注意点
角質層は0.02mmほどと言われ、食品用ラップと同じ程度の薄さしかありません。
市販のピーリング剤は弱めとはいっても、角質層を溶かすものです。
ピーリングに注意が必要なかた
敏感肌
ニキビがある
日焼け直後
脱毛直後
シェービング直後
ピーリングの注意点は4つあります。
- やりすぎに注意
- ポロポロ出てきてもこすらない
- 肌荒れが心配な場合はパッチテストをしてから使い始める
- ピーリング後はしっかり保湿する
1.やりすぎに注意
ピーリングのやりすぎには十分注意しましょう。
本来肌を守ってくれている角質が薄くなってしまい、刺激に弱い肌になってしまうからです。
また、ピーリング自体も少なからず刺激があるので、やりすぎはシミや黒ずみの原因にもなります。
ピーリングのやりすぎは「ビニール肌」になってしまいます!
2.ポロポロ出てきてもこすらない
ジェルタイプのものはポロポロとカスが出るタイプのものが多いです。
しかし、そのカスが肌の上にある状態でさらにこすると、肌刺激の原因となります。
ポロポロのカスが出てきたら、1度洗い流してから再度ピーリングをするといいですよ。
3.肌荒れが心配な場合はパッチテストをしてから使い始める
ピーリング剤は、化粧水などよりも肌トラブルを起こしやすい場合があります。
心配なかたは、二の腕の内側などでパッチテストを行ってから使うようにしましょう。
4.ピーリング後はしっかり保湿する
古い角質を取り除いたあとは、肌が乾燥しやすいため、化粧水でしっかり水分を与えます。
乾燥した肌をほうっておくと、水分を補おうと皮脂が過剰分泌することもあります。
水分を補ったあとは、水分を逃さないように乳液やクリームでフタをすることも忘れにずに行いましょう。
おすすめのピーリングアイテム6選
ここからはおすすめのピーリングアイテムを6つご紹介しますね!
シアクルスベリージュ(95g)
シアクルスベリージュは、お尻専用のピーリングジェルです。
ザラつきや黒ずみそしてニキビに悩むかたにおすすめ。
有効成分に水溶性プラセンタエキス(美白)とグリチルリチン酸2K(抗炎症)が入っています。
肌荒れを防ぎつつ、黒ずみケアができる優れものです。
ピーリング成分はAHAを含む植物抽出液を使っていて優しくピリつきなし。
古い角質を浮き上がらせてジェルで絡め取っていきます。
ポロポロとカスがでるのも気持ちがいいですし、低刺激なのも嬉しいポイントです。
美容保湿成分もたっぷり入っています。
・カモミラエキス
・マルチフルーツエキス
・酵母多糖体
・シルバーバイン果実エキス
・マロニエエキス
公式サイトからの購入で60日間の返金保証がついています。
サンソリット スキンピールバー(135g)
勤務していたエステサロンで、とても人気があり売れ筋だったピーリングソープです。
泡立ちが良く、とても使いやすいアイテムです。
種類は4種類あります。
緑→AHA(普通肌)2,000円
赤→ティートゥリー(ニキビ肌)2,500円
黒→ハイドロキノール(ハイドロキノン配合)5,000円
青のマイルドタイプや黒のハイドロキノールタイプが人気でサロンでは良く売れていました。
ガサつきと黒ずみが気になる場合は黒のハイドロキノールがおすすめです。
石けん成分の洗浄力は固形石けんくらいあるので、わりと強め。洗い上がりはさっぱりしています。
石けんはやや溶けやすいので、お風呂場に置きっぱなしはおすすめしません。
15gのミニサイズもあるので気軽に試せます。
GIC ピーリングソープシャルドネ (80g)
クリニックが開発したピーリング石けんで、AHA成分はフルーツ酸、クエン酸、乳酸を配合しています。
ピーリングも穏やかで使いやすいアイテムです。
特徴はシャルドネ果汁の発酵液を配合しているところ。
通常の化粧水の6倍の保湿力があると言われているので、ピーリング後のつっぱりが気になるというかたにもおすすめです。
洗い上がりがとてもツルツルしていて気持ちいいアイテムです!
プリュ ハニーマイルド ピーリングジェル(300ml)
1,000円台のコスパが良いピーリング剤です。
AHA(フルーツ酸)を使用していて、古い角質や垢を浮き上がらせ巻き取っていくタイプのジェルです。
特徴は山形県産のハチミツを使用していて保湿力があります。
この他にも、ヒアルロン酸やプラセンタ、コラーゲンなど嬉しい成分も。
ただし、こちらは薬用ではないため、抗炎症のグリチルリチン酸2Kはほんの少ししか入っていません。
また、ジココジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムブロミドは洗い上がりのすべすべ感を出しているもので、やや刺激を感じる場合があります。
お値段もお安く、容量も多いのでたっぷり使いたい方や普通肌のかたにおすすめです。
ナチュレーヌ センシティブ薬用ピーリングジェル(250ml)
私が現在、使用しているピーリングジェルです。
医薬部外品(薬用)で有効成分にグリチルリチン酸2Kとイソプロピルメチルフェノールが入っています。
グリチルリチン酸2Kは抗炎症成分で、肌荒れを防いでくれますし、イソプロピルメチルフェノールは殺菌・抗菌作用があり、ニキビケア化粧品にも人気の成分です。
顔やボディなど、気になる部分につかっていますが、ピリピリ感もありません。
こちらは敏感肌用ですが、通常タイプ「モイスチャーピーリングジェル」と何が違うかというと、肌刺激になるジココジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムブロミドが含まれていないところでしょうか。
この2つの成分は洗い上がりのツルツル感を出す成分で、特に無くてもピーリングには問題がない成分です。
肌刺激になる成分なので、できれば入っていないほうがいいですね。
サンプルサイズ(30ml)が350円で試せるのも良心的ですよ。
WEEED(ウィード)クリアジェル(200ml)
薬用ピーリングジェルで、顔だけでなく全身も使えるアイテムです。
有効成分にグリチルリチン酸ジカリウム、イソプロピルメチルフェノールが入っているので、肌荒れやニキビに悩んでいるかたにもおすすめのアイテムです。
特徴は「お肌を傷つけない独自設計」という点です。肌の表面にあるタンパク質やアミノ酸に吸着して汚れを除去します。
肌負担が少ないのですぐにザラつきが出てしまうかたや、こまめにお手入れしたいかた、週に2、3回使いたいというかたにもおすすめです。
まとめ:おしりは定期的にピーリングしよう
おしりの皮膚が硬くなっていると、美白や保湿化粧品を使ってもお肌に浸透しません。
まずはピーリングで古い角質をオフしましょう。
ピーリングをすると、肌がワントーン上がり、ザラつきやゴワつきにもおすすめです。
おしりにニキビができてしまうかたは抗炎症作用があるピーリング剤を使うのがおすすめです。
ピーリング後は乾燥しやすいのでしっかり保湿してくださいね♪
お尻はターンオーバーが乱れやすい場所なので、定期的にピーリングしてみましょう!