ハードコンタクト装用時の花粉症対策として「花粉を寄せ付けない」「レンズを清潔に保つ」ことが重要です。
今回は「花粉を寄せ付けない方法」や「花粉症におすすめの市販の目薬」「レンズケア」の方法について紹介します。
- 花粉の季節は目やまぶたがかゆい
- これから花粉症対策を考えている
- 花粉の季節のレンズ装用を諦めている
- 花粉症じゃないから気にしてない
- 花粉症対策の目薬を探している
というかたにおすすめの情報です。
もくじ
ハードコンタクトユーザーが花粉対策をすべき理由
花粉症は突然発症する可能性があります。
花粉は体内に入ってすぐに症状が出るわけではありません。アレルギー体質ではない人は発症しませんが、日本人の半数以上が花粉症になると言われています。
アレルギー体質の人は花粉から身を守るために「抗体」を作ります。人によって数年~数十年花粉を浴びると身体の中に蓄積されていた抗体が反応して「花粉症」の症状を引き起こします。
日本ではブタクサ、スギ、イネ花粉による花粉症が多く、中でも春先のスギ花粉による花粉症が1番多いと言われています。
花粉が体内に入ると異物反応として「花粉症」が発生し、くしゃみ、鼻水、涙といった症状が強く出すぎてしまいます。
まだ花粉症になっていないかたも花粉の季節は対策することが大切で、ハードコンタクトユーザーもレンズが汚れやすくなるので目に違和感がでやすい季節でもあります。
花粉を寄せ付けない対策法7選
まずは花粉を寄せ付けない対策をすることが重要です。
効果が高い方法を7つご紹介します。
1.マスク・メガネ・帽子でガードする
外出時には体内に花粉を取り込まないようにすることが大切です。
エリエール ハイパーブロックマスク かぜ・花粉用(30枚入)
花粉用のマスクはフィルターや多重構造でしっかりブロックできます。肌とマスクに隙間ができてしまうと効果が半減しますので、自分にフィットするものを選びましょう。
メガネはゴーグルタイプを選びましょう。
帽子は髪の毛に花粉が付着するのを防ぐことができます。女性の場合、まとめ髪にしておく花粉が付着しずらくなります。
2.花粉を付着させない生地の服やスプレーを使う
外出時にはツルツルした素材の洋服だと花粉が付着しにくいです。逆にウールやフリース素材は花粉が付着しやすいので注意しましょう。
静電気防止スプレーは花粉の付着を抑えることができます。花粉をブロックするスプレーもあるのでおすすめです。
3.飛散量が多い時は外出を控える
花粉の飛散が活発なときは外出をなるべく控えましょう。飛散量が多い季節に遊びに出かけるのを控えたり、飛散量が多い時間帯の外出を避けましょう。テレビやネットで花粉情報を調べることができます。
4.衣服についた花粉を払い落とす
花粉払いのための洋服ブラシです。 5729 花粉払い用洋服ブラシ
衣類についた花粉を室内に持ち込まないようにしましょう。家に入る前に全身をくまなく払います。手で払ってもいいですし、ブラシだと後ろ側も払いやすいです。
5.空気清浄機を使う
シャープ 加湿空気清浄機 ホワイト系 KC-G50-W(1台)
室内にどうしても花粉が入り込んでしまうので、空気清浄機を使って除去しましょう。
6.花粉症対策の食材・サプリを摂取する
カルピス社が抗アレルギー作用のために選び抜いたL-92は花粉症のかたに指示されている乳酸菌です。充分な菌の数を補充するために毎日飲むのがおすすめです。
サプリメントだともっと手軽に摂取することができます。
菌トレ習慣 ビフィズス菌 乳酸菌 一袋に3兆個の菌 オリゴ糖 ラクトフェリン サプリメント タブレット 30日
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7.生活習慣を改善する
どんなに努力しても花粉を完全にシャットダウンする生活は難しいです。特に鼻の粘膜に余計な刺激を与えると症状を悪化させてしまう場合もあります。
- タバコ
- アルコール
- 刺激の強い食べ物
- 過労・睡眠不足
- ストレス
上記5つには注意して生活をし、免疫力を上げましょう。
花粉症対策におすすめの目薬
ハードコンタクト装用時でもハード専用以外の通常の目薬も使用できます。「かゆみ」「充血」に対して効果的な目薬と「花粉を洗い流す」ための目薬の2種類用意すると便利です。
目のかゆみにおすすめの目薬
抗アレルギー成分や抗ヒスタミン成分が入っている目薬でかゆみを抑えることができます。コンタクトを装用前と装着後に点眼するのが好ましいです。
花粉を洗い流すための目薬
コンタクトを装用中は人工涙液で小まめに花粉を洗い流すと効果的です。人工涙液は防腐剤が入っていないものが安全です。人工涙液は基本的にハード・ソフト・裸眼にも使えます。
レンズを清潔に保つ
花粉の時期はレンズに花粉が付きやすく、通常のレンズ汚れよりも落ちづらいのでクリーナーでしっかりこすり洗いをしましょう。クリーナーはレンズによって使用できるものとできないものがあります。使用中のレンズに合うものを購入しましょう。
1日使い捨てレンズにする
花粉お季節は小まめにレンズ交換できるように使い捨てレンズを使用されるかたも多いです。曇りや違和感を感じたらすぐに新しいレンズに交換できるのがメリットです。
花粉症がひどいときはハードではなく、1日タイプに変えるものおすすめです。
自己判断はせずに眼科医に相談しよう
花粉症の時期はどうしても目やになどの分泌物が増えます。レンズを装用しないで過ごすのが1番清潔に保てます。
また、自己判断はせずに早めに眼科へ相談に行き、症状に合った目薬や飲み薬を処方してもらいましょう。
まとめ:2週間前から対策をはじめよう
ハードコンタクトユーザーの花粉症対策についてご紹介しました。まだ症状が出ていないかたも、将来花粉症になりうるので、今から対策をしましょう。
本格的に花粉が飛散する2週間前くらいから対策をすると症状を軽くできます。そのためにも、花粉を寄せ付けないように準備をし、眼科医に早めに相談をすることが大切です。