モレスキン ダイスキン 違い

ダイソーのモレスキンもどき、通称「ダイスキン」を1冊使い切ったのでレビューします。本家モレスキンとの比較もしてみました。

結論ですが、紙質はモレスキンよりもダイスキンのほうが荒くイマイチですが、モレスキンも裏抜けして上質とは言えないため、「ダイスキンで十分」という結論です。

ただ、ページ数モレスキン240ページダイスキン95ページと圧倒的に違うので1冊のノートを長く使いたいかたはモレスキンがおすすめです。

さっそくですが、見た目や書き心地などを比較したのでご紹介します。

モレスキンとダイスキンの 見た目の比較

比較対象はラージサイズのものです。

ちなみに左:モレスキン、右:ダイスキンです。

紙サイズはほぼ同じですが、カバーがダイスキンのほうが大きいです。

どちらもハードカバータイプで表紙がしっかりしています。ダイスキンのほうがカバーが若干柔らかい感じがあります。ダイスキンのほうが貼りムラがあり、モレスキンは芯板にしっかりと化粧紙が貼り合わさっているためムラがありません。

裏側はモレスキンと刻印があるのではっきり違いがわかります。

上:ダイスキン 下:モレスキン

ゴムの太さはモレスキンのほうが太いです。

角はダイスキンは凹んでしまっております。

横からみると厚みは一目瞭然です。

ダイスキンや95ページに対してモレスキンは240ページです。

ダイスキンの重さは176グラムでした。

モレスキンは325グラムあってなかなかズッシリしています。

開いたところはすぐにどちらがモレスキンかわかりますね。

1番後ろにモレスキンはマチ付きポケットがついています。

切手やシール、1,000円札を入れておくと便利です。

ダイスキンにはポケットがついてないので、封筒を貼り付けて使用してました。

作りの丁寧さに違いはあるけれどほぼ互角

比べてみるとモレスキンのほうが圧倒的に綺麗に作られています。しかし、お値段が3,000円と100円とかなりの開きがあります。

そう考えると、ダイスキンもかなりきちんと作られてますし、使用する分には何ら問題はありません。

紙質の比較

モレスキンには、方眼、無地、横罫、ドット方眼の4種類あります。

(横罫のラージサイズのモレスキンを持っていなかったのでポケットサイズを撮影しています。)

ダイスキンは横罫しかありません。

ダイスキンの紙質はザラザラしていてあまり良いものではありません。万年筆で筆記するとゾリゾリとした音がします。モレスキンスルスルかけます。

試し書きをしてみた

モレスキン ダイスキン

※誤=アクトインキ 正=アクロインキ 

ダイスキンは万年筆で書くとにじみます。紙質が悪く、ザリザリした感じで万年筆には不向きです。

モレスキンは万年筆も滑らかな書き心地です。

モレスキン ダイスキン

裏写りはどちらもします。細字の万年筆はあまり裏写りしていませんが、中字の万年筆はおすすめしません。

エナージェルはゲルインクのボールペンですが、こちらも裏写りしています。

裏写りが気になるかたはボールペンで書くのがいいかもしれません。

アマスキン(Amazon)もある

Amazonベーシック ノート クラシックノートブック Lサイズ 無地

こちらはAmazonベーシックノートです。モレスキンに似ていることから「アマスキン」と呼ばれています。見た目はモレスキンと同じでお値段は1,000円~1,500円程です。

方眼、横線、無地から選べます。

こちらは紙質もほぼモレスキンと同等で、240ページあります。

コストパフォーマンスが良いと評判です。

裏面にポケットもついていて、モレスキンにそっくりです!

難点は「しおり紐の色が紙に移ってしまう」ことでしょうか。

 セリスキン(セリア)もある

セリスキンも気になっているのですが、近所のセリアにはポケットサイズしかなかったのと、紙質がダイスキンのようによろしくなかったので買いませんでした。

まとめ:ダイスキン→アマスキン→モレスキンの順に使ってみよう

モレスキンを購入するよりもノートの大きさや使い勝手を試せるので、まずはダイスキンからスタートするのがおすすめです。

また、高級ノートだと大事にしすぎちゃうというかたはアマスキンがいいかもしれません。

でも一度は使ってみたいのがノートの王様「モレスキン」です。最近「ノート術」や「メモ術」が人気なのでモレスキンを使えば気合も入りますね。

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