ビジネス本やスキルアップ本を読んで新しい知識を得ることがありますよね。読み終わったそのときは「とてもいいことが書いてあった!」とやる気が出たりするけれど、少しの間モチベーションが上がっただけ、ということはありませんか?
せっかくスキマ時間や移動時間を利用して1冊読んだのに「どんなことが書いてあったっけ?」と忘れてしまったり、理解できていなかったり。
そして本を読んでも行動が変わらないなら「知識を得たつもり」になっているだけです。
知識は使えば身になります。つまり「アウトプットをする」ことです。
本を読んで得た知識を活かす方法がわかれば自己成長につながります。
今回は「読んだことを最大限活かせるようになるためのアウトプット方法」についてご紹介します。
読書は最大の自己投資と言われているように、本を読むことで得られる知識は沢山得たほうがいいです。
ぜひ、アウトプット法を習得してみてください♪
もくじ
アウトプットができない理由とは
本を読みっぱなしで終わってしまう理由として、
- 知識を使う場所がない
- 知識を行動化するには時間が必要だと思っている
- 自分への当てはめ方がわからない
などが挙げられます。本を読むことは字を目で追うだけなので簡単です。しかし、アウトプットとなると、パソコンやノートを取り出さなくてはいけないじ、時間もかかりそうです。
それに「何を書けばいいの?」といった問題もでてきます。
しかしアウトプットは思いのほか簡単に行うことができるんですよ。
行動できない人がアウトプットするために大切な3つのこと
たった3つのことを意識すればアウトプットはできるようになります。
- 5分、できれば15分の時間をアウトプットの時間に充てること
- 30点を目指して始めること、完璧は求めない
- 続けること(できれば毎日)
例えば「報告書の書き方」について知識を得たのたら、毎日5分でも15分でも書いてみることです。その報告書に完璧は求めなくていいのです。
はじめから100点のデキのものを作ろうとすると時間もかかるし気が重くなります。30点のデキでいいのでとりあえず作ってしまう。そこから仕上げていけばいいのです。
報告書の書き方が身につくまでできれば毎日続けてみましょう。5分でいいので「書く」というのが結果につながってきます。
「書評」を書くと本の内容をより理解できる
「アウトプット大全」の著者、樺沢紫苑氏は「自己成長のトレーニングとして最も効果があるのは読書感想を書くこと」と述べています。
つまり読書で知識をインプットするだけに終わらせず、アウトプットをするからこそ自己成長ができるのです。
もし、書評を書いたことがないかたは3ステップで書けるので試してみましょう!
書き方は以下の通りです
このように「読む前の自分」「本を読んで気づいたこと」「行動すること」の3つがかければ書評のできあがりです!
例えば、私が「アウトプット大全」を読んだ書評だと、
という感じになります。これを基本形としてここから肉付けしていけばより深い書評ができますね。
書き方のコツがわかれば書評も簡単です♪
得た知識は「他の場合にも使えないか?」考えてみよう
本で得た知識のアウトプット方法を「別な場合にも応用して使えないか?」も考えてみましょう。
例えば、子どもの宿題を見てあげるときに「この掛け算の解き方教えてくれる?」と子どもに尋ねてみます。
すると子どもにとって「教える」というアウトプットをすることになります。アウトプットをすると「理解できた!」とか「記憶に残る」ことになりますよね。
このように、得た知識を他の場面でも使えないか考えることはおすすめです。「別な場面に応用する考え方」は以下のブログで説明してます。
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アウトプットする場所は?
トレーニングする場所がなければアウトプットしづらいですよね。でもインターネットがあれば、ブログやSNSなど色んな場所でアウトプットが可能です。そういうものが苦手というかたは、日記の中でアウトプットするのもいいですね。
まとめ:本を読み終えたら手を動かそう
本を読んでも大抵は読みっぱなしにしてしまいます。しかし内容を忘れてしまったり、「自己成長」につながらないのでもったいない読み方です。
アウトプットというと「難しそう」「時間がかかりそう」と抵抗がありますが、1日5分でも大丈夫です。「アウトプット大全」の著者は「アウトプットでしか現実を変えられない」とまで言い切っています。
インプット中心の読書のやり方をやめて、アウトプット中心に変えてみましょう!
学びを結果に変えるアウトプット大全 /サンクチュアリ出版/樺沢紫苑
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